【保存版】できる不動産営業担当者の必須の持ち物13選
不動産営業でできる人と呼ばれる人たちは、日々どのような持ち物を持ち歩いているのでしょうか。
“できる営業担当者”が共通して持っている必須アイテムを知ることで、優秀な営業担当者に一歩近づくためのヒントになるでしょう。同じアイテムを所持すれば、業務の効率化やお客さまへの接客にも役立ちます。
この記事では、不動産営業に必要な持ち物をアナログ・デジタルに分けて、それぞれの用途について解説します。
目次[非表示]
- 1.【アナログ編】不動産営業の必須の8アイテム
- 2.【デジタル編】不動産営業に必須の5アイテム
- 2.1.①スマートフォン・デジタルカメラ
- 2.2.②タブレット・ノートパソコン
- 2.3.③ポータブルWi-Fi
- 2.4.④デジタルメジャー
- 2.5.⑤金融電卓
- 3.まとめ
【アナログ編】不動産営業の必須の8アイテム
できる営業担当者が持っているアナログなアイテムには、以下の8つが挙げられます。
①筆記用具
筆記用具は、接客時・内見時にお客さまの要望や話をメモするために欠かせません。
記録用だけではなく、相手に伝わりやすいように、物件の特徴や契約の流れなどを図に描いて説明する際にも役立ちます。お客さまにも見えやすいよう、太めのボールペンやフェルトペンの持参がおすすめです。
②印鑑セット
不動産営業では、賃貸や売買契約に関して本契約の前に申込書を提出してもらうことがあります。
署名捺印を受け取り、速やかに申込書を提出するために、印鑑・朱肉・スタンプ台・ポケットティッシュの一式を常に携帯しておくことが重要です。
③スリッパ
内覧の際、物件にスリッパがないケースがあります。また、リフォーム・クリーニングが終わっていない状態では、ほこりや木屑などで足が汚れてしまうこともあります。
たとえば、車移動で物件の内覧に向かう場合、自身やお客さまが使うためのスリッパを車に用意しておけば、内覧時に足や靴が汚れてしまうのを防ぐことが可能です。
④靴ベラ
靴ベラは、物件の内覧やモデルルームに訪れたお客さまが使うために必要です。
靴ベラをお貸しすることで「気遣いができる人」とお客さまにも好印象を与えられるため、ほかの営業担当者と差をつけられるアイテムといえます。持ち運びできる小さめの靴ベラであれば、バッグに収納しやすく便利です。
⑤メジャー
メジャーは内覧時の空間把握に活用できます。収納スペースやキッチン幅などを手軽に測れるほか、手持ちの家電・家具を置いたときのサイズ感などもイメージしてもらいやすくなります。
⑥消毒液
新型コロナウイルス感染症(以下、コロナ)対策として、消毒液を持っておくことも欠かせません。
物件の内覧、モデルルームなどはさまざまな人が訪れるため、ドアノブの消毒にも活用できます。コロナ対策への意識を伝えることで、営業担当者の信頼向上にもつながります。
⑦掃除用具・工具セット
複数の人が内見している物件では、玄関やベランダ、ドアノブなどが汚れてしまうことがあります。気になった部分をすぐに清掃できるように、ウェットティッシュ・ほうきセット・雑巾など簡易的な掃除用具を持っておくと便利です。
軽微な不具合・故障に対しては営業担当者がその場で修理できるよう、工具セット(ドライバー、ソケットレンチセットなど)を持っておくとよいでしょう。
⑧営業エリアの地図
営業エリアの地図は、住宅の位置や周辺環境を説明するときに活用できます。
そのエリアの地図を見せながら説明することで、駅までのアクセスや住宅と近隣施設の位置関係を把握しやすくなります。プリントアウトした地図であれば、ペンで目印をつけながら分かりやすく説明することが可能です。
【デジタル編】不動産営業に必須の5アイテム
デジタルアイテムは、不動産営業を効率的に行うために活用できます。ここでは、必須のデジタルアイテム5つを紹介します。
①スマートフォン・デジタルカメラ
お客さまやオーナー、管理会社と連絡を取る手段としてスマートフォンは欠かせません。また、物件を撮影するためにデジタルカメラがあると便利です。それぞれ以下のような活用シーンがあります。
▼スマートフォン
- 移動先での資料確認
- レコーダーによる音声記録
- 物件案内のための方位確認
- 地図の検索・ナビ
- 電車の時刻表の検索
▼デジタルカメラ
- 物件の内装・設備・外観の撮影
- 写真を用いたお客さまへの提案
- 広告掲載のための写真撮影
②タブレット・ノートパソコン
タブレット・ノートパソコンは、内見時や外出先での業務に必要です。
資料作成や事務処理、お客さまへのプレゼンなどに活用できます。充電が切れた場合に備えてモバイル充電器も併せて用意しておくことが重要です。
③ポータブルWi-Fi
賃貸や売買の空き物件では、インターネットが整備されていません。
お客さまの内見案内や展示会など、外出先でノートパソコン・タブレットを利用するために、ポータブルWi-Fiを持ち歩いておくと便利です。
④デジタルメジャー
デジタルメジャーを持っておくと、物件の部屋や廊下・収納設備・周辺道路の広さなどを正確に計測することが可能です。
アナログのメジャーでは測りきれない長さにも対応できるため、物件情報掲載のための現地調査、内見時に広さ・スペースのサイズなどを質問されたときなどに活用できます。
⑤金融電卓
金融電卓は、住宅ローンの計算に役立つアイテムです。固定金利、段階金利等の機能が搭載されているため、事前に借入可能額・返済額をシミュレーションできます。商談時、内見時に必須です。
まとめ
不動産営業では、店舗やオフィスでの業務だけではなく、物件案内や現地調査などでさまざまな業務が発生するため、各業務に応じたアイテムが必要です。
筆記用具やスリッパなどのアナログなアイテムに加えて、連絡・情報収集の手段となるインターネット関連のデジタルアイテムも役立ちます。
今回紹介したアイテムを持ち歩くことで、オフィスや店舗に戻ることなく、現場でスムーズに営業活動を進められます。この機会に、一度営業バッグの中身を整理してみてはいかがでしょうか。