成約につながるルームツアーの撮り方!必要機材や撮影のコツなどを解説

ルームツアー動画は、写真だけではわかりにくい建物の空間の広がりや生活動線を伝えやすく、高い広告効果が期待できます。
さらに、身近な機材でも撮り方を工夫すれば動画の質を高められるため、自社での作成に関心を持つ不動産会社も増えています。
本記事では、自社でルームツアー動画の撮影を始める際に必要な機材、好印象を与えられる撮影のコツ、そして自社作成に潜む問題点などを解説します。
目次[非表示]
- 1.不動産会社にルームツアー動画が求められている理由
- 2.ルームツアーを撮影するために必要な機材
- 2.1.撮影はスマートフォンでも十分可能
- 2.2.動画の質を向上させる3つの機材
- 3.物件を好印象にする撮影のコツ
- 3.1.撮影に適した天候や時間帯を選ぶ
- 3.2.実際に内見をしているように見せる
- 3.3.アピールポイントをしっかり決める
- 4.動画編集で押さえたいポイント
- 4.1.テンポ重視で無駄をカット
- 4.2.過剰なテロップや効果音は避ける
- 4.3.物件を邪魔しないBGMを選ぶ
- 5.自社でルームツアー動画を作成する際の問題点
- 5.1.本来の業務に影響する
- 5.2.技術や知識を持つ社員がいない
- 6.成果を重視するなら代行サービスがおすすめ
- 7.まとめ
不動産会社にルームツアー動画が求められている理由
ルームツアー動画は、写真だけでは伝えきれない情報を補い、競合との差別化につなげることができる施策です。
動画なら、写真ではわかりにくい空間の広がりや部屋同士のつながり、生活動線まで見せられます。さらに、視聴者が物件内を移動しているような疑似体験の提供も可能です。
実際に、不動産会社のSNSでは動画による物件紹介が増えており、動画サイトでもルームツアー動画の人気が高まっています。
こうした時代に、従来の写真中心の紹介だけを続けていると、多くの情報の中に埋もれてしまうおそれがあります。ルームツアー動画を取り入れることで、物件の魅力が伝わりやすくなり、問合せや内見につながりやすくなるでしょう。
ルームツアーを撮影するために必要な機材
ルームツアーを撮影するために最低限必要な機材と、動画の質を向上させるための機材を紹介します。
撮影はスマートフォンでも十分可能
ルームツアーの撮影は、スマートフォンだけでも十分に始められます。
最近のスマホは動画の画質が高いだけでなく、手ブレ補正や、室内でも明るく撮影する機能などを備えています。本格的なカメラがなくても、スマホさえあれば物件の魅力を伝える動画が撮影可能です。
まずはスマホでしばらく撮影し、「暗い場所に弱い」「手ブレが気になる」など、具体的な不満が出てきてから本格的なカメラの導入を検討しても遅くはないでしょう。
動画の質を向上させる3つの機材
スマホだけで撮影した動画から、さらに質を高めたい場合におすすめの3つの機材を紹介します。
●ジンバル
ジンバルは、スマホやカメラを取り付け、手ブレを軽減する機材です。ルームツアーのように動きのある撮影で使うと、移動時の揺れを抑えられ、視聴者にとって見やすいなめらかな映像になります。
●三脚
三脚にスマホなどを固定し撮影をすると、手ブレがなくなり、室内や外観などを細部までしっかり伝えられる動画が撮影できます。
●照明
追加の照明は、建物の内装や設備をよりはっきり、きれいに見せるために効果的です。スマホの明るさだけでは足りない場面でも、光を足すことで質感や色みが伝わりやすくなります。
物件を好印象にする撮影のコツ

動画を撮影する際は、物件の印象をよくするコツを押さえると、より魅力的に仕上がります。ここでは、特に効果の高い撮影のコツを3つ紹介します。
撮影に適した天候や時間帯を選ぶ
ルームツアーの撮影は、快晴で安定した日の、室内が明るく見える時間帯を選びましょう。
部屋の中に程よく日差しが入り、窓の外が晴れていると、部屋の印象が上がります。
窓がある方角や太陽の高さで光の入り方が変わるため、事前に確認してから撮影時間を決めると安心です。
また、天気予報をしっかり確認したうえで撮影スケジュールを組むようにしましょう。
実際に内見をしているように見せる
撮影する際は、実際に視聴者が物件を内見しているように見せるのがおすすめです。
玄関から撮影を始め、動線に沿って進むと、視聴者は物件内を歩いているような感覚になります。臨場感が高まることで、物件の魅力がより伝わりやすくなるでしょう。
撮影を始める前に移動する順路を決めておくと、よりリアリティのある動画が撮れます。
アピールポイントをしっかり決める
動画を撮影する際は、物件のアピールポイントを事前に決めておきましょう。
まず「広いリビング」「おしゃれな壁紙」「使い勝手のいい収納」など、物件のよさが伝わるポイントをピックアップします。
そのうえで、見せたい部分は少し長めに撮影したり、アップを入れたりすると、印象に残る魅力的な動画に仕上がります。
動画編集で押さえたいポイント
動画は、撮影するだけでなく、撮った後の編集も大切です。ここでは、より見応えのあるルームツアーにするための動画編集のポイントを解説します。
テンポ重視で無駄をカット
編集の段階では、無駄な部分をできる限りカットし、テンポがよ良くなるように仕上げましょう。廊下を移動するだけの場面や、ドアや収納扉を開ける動作など、物件の魅力と関係しない部分は省きます。
一方で、動きのある映像ばかり続くと、視聴者が疲れやすくなる点にも注意が必要です。部屋全体や外観の固定カットを適度に挟むと、テンポを保ちつつメリハリのある内容になるでしょう。
過剰なテロップや効果音は避ける
ルームツアー動画では、過剰なテロップや効果音は避けましょう。テロップなどの印象が強すぎると、物件の様子や案内に視聴者が集中しにくくなります。
たとえ魅力を伝える目的でも、過剰な場合は売り込み感が強まり、視聴者に敬遠されるおそれがあります。テロップや効果音は補助的役割と割り切り、必要最小限にとどめましょう。
物件を邪魔しないBGMを選ぶ
動画を盛り上げようとして、主張の強いBGMを選ぶのはおすすめできません。BGMの主張が強すぎると、案内の内容や物件の様子が伝わりにくくなるためです。
一方で、落ち着いた雰囲気のBGMなら、視聴者は物件の案内に集中しやすくなります。さらに、品のよい音楽を選べば、物件に好印象を持たれるかもしれません。ルームツアーの邪魔をしないBGMを選び、音量も控えめにしましょう。
自社でルームツアー動画を作成する際の問題点
自社でルームツアー動画を作成すれば、外部の制作会社に依頼するよりコストを抑えられます。
ただし、自社での作成は、本来の業務への影響や知識・技術の問題があるため、慎重に検討すべきです。ここでは、ルームツアー動画の自社作成で起きやすい問題点を解説します。
本来の業務に影響する
自社で動画を作成する際の最も大きな問題は、本来の不動産管理や仲介業務に影響が出るおそれがある点です。
撮影や編集には時間と手間がかかるため、担当者の負担が増え、顧客対応や契約業務に充てる時間が削られかねません。
本業に悪影響が出るようでは、売り上げに貢献するというルームツアー動画の目的から外れてしまいます。
技術や知識を持つ社員がいない
撮影も編集も以前より手軽になったとはいえ、一定レベルの動画に仕上げるには、ある程度の知識と技術が必要です。
さらに、集客などの成果につなげるには、投稿頻度や時間帯の設計、SNSとの連携など運用面のスキルも欠かせません。
社内にこうした業務を担える人材がいない場合、ルームツアー動画を作成する目的を達成するのは難しいでしょう。
成果を重視するなら代行サービスがおすすめ
ルームツアー動画を自社で作成するのが難しい場合や、期待した成果につながらない場合は、動画制作代行サービスの利用をおすすめします。
たとえば、LIFULL HOME'Sが運営する「LIFULL FaM」では、不動産に関する業務の代行サービスを提供しており、その一環として動画制作や運用も承っています。
代行サービスを活用することで社員が本来の業務に専念できるようになり、動画作成や運用のための人材確保の問題も解消できますので、ぜひ利用をご検討ください。
まとめ
現代において、ルームツアー動画は、高い広告効果が期待できる手法です。さらに、スマホの高性能化や無料アプリの普及により、技術的には社内での作成が可能になっています。
一方で、撮影・編集などに時間を取られて本来の業務が圧迫されたり、そもそも対応できる人材がいなかったりといった課題があるのも事実です。
ルームツアー動画を売り上げにつなげるという本来の目的を達成するために、動画制作の代行サービスを活用するのもよいでしょう。









