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不動産会社がLINE(ライン)でやりとりするメリットと具体的な活用方法

不動産会社がLINE(ライン)でやりとりするメリットと具体的な活用方法さまざまなSNSのなかでも、LINE(ライン)は利用者数が多く、ユーザーの年齢層も幅広いのが特徴です。近年では多くの企業が営業ツールとして活用し始めており、不動産業界においても例外ではありません。
 
今回は営業ツールとしてのLINEの特徴を確認したうえで、不動産会社で利用するメリットや具体的な活用方法をご紹介します。

不動産営業の新常識!LINE営業ツール『Beeeline』

目次[非表示]

  1. 1.LINEの特徴
    1. 1.1.ユーザー層の幅が広い
    2. 1.2.公式アカウント数39万超
  2. 2.不動産会社がLINEでやりとりするメリット
    1. 2.1.不動産会社にとってのメリット
    2. 2.2.顧客にとってのメリット
  3. 3.LINE公式アカウントとLINEの違い
    1. 3.1.LINE公式アカウントとは
    2. 3.2.通常のアカウントとの違い
    3. 3.3.不動産会社が公式アカウントを活用するメリット
  4. 4.LINE公式アカウントの開設に必要な手続き
  5. 5.不動産業における具体的なLINE活用方法
    1. 5.1.LINE公式アカウントの主な機能
    2. 5.2.公式アカウントの活用による広告費の削減
    3. 5.3.仲介業務での業務効率化
    4. 5.4.管理業務での業務効率化

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LINEの特徴

まずは、LINEがどのような形で普及しているのか、基本的な特徴から見ていきましょう。

ユーザー層の幅が広い

数あるSNSのなかでも、LINEはとりわけ多くのユーザーに利用されているのが特徴です。2023年6月時点における月間アクティブユーザーは9,500万人にものぼり、国内人口の70%以上が利用している計算となります。
 
また、スマホユーザーが利用するSNSの組み合わせのうち、もっとも多いのは「LINEのみ」という結果も出ています。その他のSNSは使わないというユーザーでも、LINEは基本的な連絡手段として利用しているケースが多いのです。

さらに、LINEのもう一つの特徴として、年齢層の幅が広く各世代に偏りなく利用されているという点が挙げられます。若い世代はもちろん、60代以上においても従来のメールに代わる主要な連絡方法となっており、企業から見ればLINEだけでしかアプローチできないユーザーも少なくありません。
(出典:LINEキャンパス「LINEをビジネスで活用するには」

公式アカウント数39万超

企業や店舗による活用例が増えているのもLINEの大きな特徴です。認証済み(公式)のアクティブアカウントは2022年8月時点で39万を超えており、すでに幅広い企業や団体に活用されていることが分かります。
(出典:LINE「LINE公式アカウント、料金プラン改定のお知らせ」 )

不動産会社がLINEでやりとりするメリット

ここからは、不動産会社がLINEでやりとりをするメリットについて、「不動産会社にとってのメリット」と「顧客にとってのメリット」の2つに分けて見ていきましょう。

不動産会社にとってのメリット

LINEを活用するメリットとしては、次のようなものが挙げられます。

  • 既存ユーザーに対して、リピートを促進できる
  • 幅広いユーザーとつながることが可能
  • 開封率が高い
  • タイムリーな情報を提供しやすい
  • 問合せに対する自動返信ができる
  • 一斉送信・絞り込み送信が可能

LINEをメインのコミュニケーションツールとして使うユーザーも多いため、企業からのメッセージも開封率が高く、幅広いユーザーにリーチを広げられるのがメリットです。また、「タイムリーな情報を提供しやすい」「自動返信機能が使える」「一斉送信や絞り込み送信ができる」など、機能面から見ても高い性能を持っています。

顧客にとってのメリット

顧客側にとっては、次のようなメリットがあります。

  • 登録までの手続きがシンプル
  • 問合せが気軽にできる
  • プライバシーが守られる

一般的なホームページなどで自らの情報を登録したり問合せをしたりする場合、ユーザーは氏名や電話番号、住所などをその都度入力しなければなりません。一方、LINEは「友だち追加」をするだけで登録が完了するため、手続きが効率的でシンプルです。
 
また、個別のチャットルームでやりとりをするため、他のユーザーに情報が見られる心配もなく、安心して利用できます。
 
なお、LIFULL HOME'S(ライフルホームズ)では、貴社紹介ページに「LINEでお問合せ」ボタンを設置できます。詳細については「LINE会社問合せ」をご覧ください。

 ≫ LINEで迅速にコミュニケーション!『LINE会社問合せ』

LINE公式アカウントとLINEの違い

企業がLINEを用いる際には、公式アカウントを取得するのが一般的です。ここでは、公式アカウントの特徴について解説します。

LINE公式アカウントとは

LINE公式アカウントとは、企業や店舗、団体などが利用する法人向けサービスです。一般のLINEが個人での利用を想定しているのに対し、公式アカウントは一般ユーザーへのメッセージ配信、クーポンの発行、広告の出稿といったビジネス向けの機能を活用できます。
 
また、公式アカウントにはアカウント名にバッジが付与されるため、ユーザーから見てもすぐに公式のものであることが分かる仕組みとなっています。

通常のアカウントとの違い

一般のアカウントと公式アカウントの違いには、次のようなものがあります。

項目

一般アカウント

公式アカウント
主な利用目的

・友人・知人や家族との連絡

・自社商品・サービスの利用促進
・認知度の向上

主な利用方法

・他のユーザーとの1対1でのコミュニケーション
・グループでの情報交換

・多数のユーザーへのメッセージ配信
・チャットによる1対1でのやりとり

料金プラン

無料

・基本は無料
・有料プランによる機能拡張も可

公式アカウントは企業から一般ユーザーへの情報発信を目的としており、基本的には多数のユーザーへ向けた自社メディアのように使うことができます。さらに、友だち登録をしてもらったユーザーに対しては、チャットルームで1対1でのやりとりもできるため、個別に最適化された情報を届けたり、質問を受け付けたりすることも可能です。

不動産会社が公式アカウントを活用するメリット

LINE公式アカウントは、多くのビジネスツールのなかでも特に開封率が高いのが特徴です。また、ユーザーからの質問を受け付けやすいため、不動産会社にとっても活用の幅はとても広いといえるでしょう。
 
具体的な活用例については、後ほど詳しくご紹介します。

LINE公式アカウントの開設に必要な手続き

LINE公式アカウントはとてもシンプルな手順で開設できます。

LINE公式アカウントの開設手順

1 .開設ページにアクセス
2.LINEビジネスIDの開設
3.LINE公式アカウントの作成
4.入力内容の確認
5.認証済みアカウントの申請を行う(任意)

まずはLINE公式アカウントのトップページを開き、「LINE公式アカウントをはじめる」あるいは「アカウントの開設」をクリックします。すると、LINEビジネスIDのログイン画面が表れるので、「アカウントを作成」をクリックし、LINEビジネスIDを開設します。
 
その後、「LINE Official Account Manager」という管理画面にログインしたら、公式アカウントの登録画面が表示されるので、必要な項目を入力しましょう。入力内容を確認したら、認証済アカウントの申請を行うと登録は完了となります。
 
認証済みアカウントの申請は任意ですが、認証されれば「友だち追加広告が利用可能」「店舗用ポスターがダウンロードできる」「請求書決済が利用可能」など、利便性が大きく向上します。企業や店舗が活用することを考えると、申請しておくほうがいいでしょう。

不動産業における具体的なLINE活用方法

不動産会社におけるLINEの活用方法についてはさまざまな可能性が考えられます。ここでは、具体的な活用例について見ていきましょう。

LINE公式アカウントの主な機能

まずは、LINE公式アカウントの機能について把握しておきましょう。公式アカウントには、次のような基本機能が備わっています。

LINE公式アカウントの主な機能

・メッセージ配信(セグメント配信・ステップ配信)
・チャット、応答メッセージ
・リッチメニュー(トークルームの下部に表示されるメニュー機能)
・クーポン機能
・ショップカード
・LINE VOOM(旧:タイムライン)
・LINEコール(音声通話やビデオ通話)
・レポート機能(友だち追加数などの集計・分析)

さらにオプションで以下のような機能も活用できます。

LINE公式アカウントのオプション機能

・プレミアムID(有料で任意のID指定が可能)
・LINE Messaging API(APIデータを用いた高度な自動返信機能)
・友だち追加広告
・LINEで予約(LINE上で来店予約の受け付けができる機能)

公式アカウントの活用による広告費の削減

不動産仲介業では、公式アカウントの活用によって広告費の削減を狙うことも可能です。たとえば、「動画投稿サイトでユーザーの関心を喚起するコンテンツを配信」し、「LINEアカウントの友だち追加につなげる」といった方法を実践すれば、外部広告を利用せずに新規顧客の獲得が期待できます。
 
LINEチャットを活用すれば、顧客とはLINE上で希望する物件のヒアリングや物件情報の案内なども行えます。

仲介業務での業務効率化

LINEを活用すれば、物件案内から内見スケジュールの調整、契約準備といったさまざまな手続きをチャットルームで一元管理できます。仲介業務におけるほとんどの書類をデータで送信できるとともに、必要に応じて動画も活用できるので、顧客とのコミュニケーションもスムーズになるでしょう。
 
また、LINEビデオ通話を使ったIT重説やオンライン内見なども、取り入れる企業が増えてきています。遠隔地であっても契約に必要な手続きが済ませられるため、遠方の顧客や介護・育児などで外出しにくい顧客などにも、安心して利用してもらえます。

管理業務での業務効率化

LINEは不動産管理業でも有効活用できるツールです。利用者に登録してもらうことで、「入居者からのトラブル相談受け付け」「入金遅れの通知」「更新の意思確認」「定期メンテナンスなどの一斉通知」などをまとめて行えるため、業務を大幅に効率化できます。
 
また、物件ごとにアカウントを分けておけば情報管理も簡単に行えます。


●記事のおさらい
最後に、今回の内容をQ&Aで確認しておきましょう。
 
Q:不動産会社がLINEを活用するメリットは?
A:
LINEは幅広いユーザーに利用されており、開封率も高いのが特徴です。さらに、さまざまな機能が充実しており、チャットによる一対一でのやりとりも可能なため、ユーザーにとっても安心して利用してもらいやすいメリットがあります。
 
Q:LINE公式アカウントの開設方法は?
A:
開設手続きはとてもシンプルであり、「公式アカウントのトップページにアクセス」「LINEビジネスIDの開設」「LINE公式アカウントの作成」「認証済みアカウントの申請」という手順で実行できます。

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