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【不動産会社のWeb集客】導線設計の重要性と反響を獲得するためのポイント

インターネットでの情報収集が当たり前となった今、不動産の賃貸や購入に関する情報収集を自身で行う人も少なくありません。

国土交通省の『インターネットによる物件情報収集が大きく増加しています!〜令和3年度住宅市場動向調査の結果をとりまとめ』によると、物件・施工者に関する情報収集の方法として“インターネット”を選択した人の割合は、直近5年間で大きく増加しています。

あらゆる情報のなかから自社の不動産会社を見つけてもらい、反響の獲得につなげるためには、Web集客の戦略がカギとなります。

Web集客の施策にはさまざまな種類がありますが、ユーザーが情報収集を行うチャネル・方法が多様化していることを踏まえると、Web上の導線設計に着目することが重要といえます。

「そもそも認知してもらえていない」「見込み顧客となるユーザーは一定数いるけれど、なかなか反響につながらない」といった場合には、Web集客の導線を見直してみてはいかがでしょうか。

この記事では、不動産会社のWeb集客数の向上に向けた導線設計のポイントについて解説します。

(出典:国土交通省『インターネットによる物件情報収集が大きく増加しています!〜令和3年度住宅市場動向調査の結果をとりまとめ』)

目次[非表示]

  1. 1.Web集客に導線設計が必要な理由
  2. 2.集客導線は入り口・出口の設計が重要
    1. 2.1.集客導線の入り口
    2. 2.2.集客導線の出口
  3. 3.反響の獲得につなげるポイント
    1. 3.1.①ターゲット・目的を設定する
    2. 3.2.②効果検証を実施する
  4. 4.まとめ

Web集客に導線設計が必要な理由

Web集客における導線設計は、自社を認知してもらい、問合せや内覧予約などの最終的な目的とする行動につなげるために必要です。

反響の獲得を目的としてWeb集客を行う場合、自社Webサイトを開設したり、広告を配信したりするだけでは、問合せ・内覧予約につながりにくくなります。

反響を獲得するためには、Web上でユーザーを集めて接点を持つとともに、目的の行動を促すための導線設計が重要です。

Web集客導線の基本的な流れは以下のとおりです。

▼Web集客導線の流れ

 1.自社・自社物件の認知

 2.自社Webサイトへの訪問

 3.自社・自社物件への興味関心の醸成

 4.問合せ、内覧予約、資料請求などの行動の促進

集客導線は入り口・出口の設計が重要

近年、スマートフォンの普及によってインターネットが身近になったことから、情報収集の方法や購買行動が多様化しています。

Web上の導線設計は、ユーザーが次のステップへと進むことを後押しするために欠かせない施策といえます。

Web上の集客導線を設計する際は、導線の入り口と出口を設定して、一連の行動を促すための経路を検討します。


集客導線の入り口

集客導線における入り口とは、ユーザーに自社のことを認知してもらい、自社Webサイトに人を集めることを指します。

入り口として活用できる主な経路には、以下が挙げられます。

▼集客導線の入り口

SEO
検索エンジンの検索結果で自社Webサイトの上位表示を図る
SNS
TwitterやInstagram、Facebookで認知拡大を図る
不動産ポータルサイト
物件検索ができるポータルサイトに物件情報を掲載する
リスティング広告
ユーザーの検索キーワードに応じて自社広告を表示させる


集客導線の出口

集客導線における出口とは、ユーザーが自社Webサイトを訪問したあとに、自社や物件に興味を持ってもらい、行動を起こしてもらうことを指します。

出口として設定する主な経路には、以下が挙げられます。

▼集客導線の出口

問合せ
自社Webサイト内に、問合せフォームへのリンクボタンを設置する
資料ダウンロード
自社Webサイト内に、資料ダウンロードページを設置する
内覧予約
自社Webサイト内に、住宅の内覧予約の申し込みフォームへのリンクを設置する

反響の獲得につなげるポイント

不動産会社のWeb集客において導線を設計する際は、ターゲット・目的を設定するとともに、効果検証を実施することがポイントです。


①ターゲット・目的を設定する

Web上の集客導線を設計する際、はじめにターゲットを設定することがポイントです。

たとえば、自社・自社物件のターゲットとなる顧客層を定めておくことで、ユーザーと接点を持ちやすいチャネルを選択しやすくなります。

集客のターゲットを設定して、ニーズ・課題を想定することで、SEOやリスティング広告において適切なキーワードを設定することが可能です。

また、ユーザーにどのような行動を取ってもらいたいか、最終的な目的を設定しておくことで、仮説に基づいた導線を検討しやすくなります。これにより、自社の認知拡大や自社Webサイトへの訪問数の向上が期待できます。


②効果検証を実施する

集客導線の設計後は、効果検証を実施することも欠かせません。

効果検証では、「入り口から自社Webサイトに流入しているか」「出口までの経路で分かりにくい点や障害はないか」などを確認することが重要です。

効果検証と改善を繰り返して、ユーザーの傾向や課題を把握することで、入り口から出口までスムーズに導き、反響の獲得数の向上につなげられます。

なお、効果検証を行う際は、以下を指標に設定することが有効です。

▼効果検証を実施するときの指標

  • 自社Webサイトへの流入元
  • 自社Webサイト上の離脱ページ
  • 出口へ導くリンクのクリック率
  • 自社Webサイト内の回遊経路
  • 各ページの閲覧数

仮に、当初想定していたユーザー行動と実際のデータにズレがある場合には、導線設計に問題があると考えられます。

また、想定していた導線をユーザーがたどっていない場合は、自社・自社物件に関するコンテンツやリンクの設置場所、ボタンのデザインなどを見直すことが必要です。

まとめ

この記事では、不動産会社におけるWeb集客の導線設計について以下の内容を解説しました。

  • Web集客に導線設計が必要な理由
  • 集客導線の入り口・出口の設計方法
  • 反響の獲得につなげるポイント

Web集客における導線設計では、自社Webサイト内だけではなく、ユーザーと接点を持つ“入り口”、問合せに導くための“出口”の両方について考える必要があります。

また、反響の獲得につなげるためには、自社・自社物件のターゲットや最終的な目的を設定するとともに、効果検証と改善を繰り返すことがポイントです。

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なお、Webを活用したそのほかのマーケティング施策については、こちらの記事で解説しています。併せてご一読ください。

 ≫ 不動産会社の集客に有効なデジタルマーケティング施策

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