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不動産チラシをポスティングするときのポイント|高い反響率を得るには?

不動産チラシをポスティングするときのポイント|高い反響率を得るには?

不動産業において、チラシのポスティングを有効に活用していくことは重要です。しかし、単にチラシを多く配布すれば反響があるというものではないため、きちんとポイントを押さえて取り組んでいく必要があります。

ポスティングを行うことのメリットや効果的な理由などを踏まえたうえで、どのように取り組めば反響率を高められるのかを考えてみましょう。この記事では、高い反響率を得るためのポスティングのコツについて解説します。

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目次[非表示]

  1. 1.ポスティングを活用するメリット
    1. 1.1.潜在顧客層にアピールできる
    2. 1.2.内覧イベントなどの来場者数の増加
    3. 1.3.成約数を増やすことにつながる
  2. 2.ポスティングが効果的な理由
    1. 2.1.費用対効果が期待できる
    2. 2.2.ターゲットを絞り込んだ配布が可能
    3. 2.3.長期間にわたって訴求できる
  3. 3.反響率を高めるためのポスティングのポイント
  4. 4.効果的なチラシの作成方法

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ポスティングを活用するメリット

不動産業においてポスティングを活用するメリットは数多くあります。どのようなメリットがあるのかを具体的に見ていきましょう。

潜在顧客層にアピールできる

ポスティングを行うことによって、これまでターゲットとしていなかった潜在顧客層にアプローチができます。チラシを配布しても「すぐに捨てられてしまうのではないか」と感じる方もいるでしょうが、そもそもチラシというものは見てもらわなければ始まらない側面があります。

ポスティングを続けていると、どのエリアのターゲットから反響が多いのかといったデータを収集できるため、徐々に反響率を高められるでしょう。ポスティングは配布地域がある程度限定されますが、地域密着型の不動産業とは相性がよい部分もあります。

チラシを配布することによって、今まで気づかなかったターゲット層を発見する足がかりにもなるはずです。

内覧イベントなどの来場者数の増加

地域で内覧イベントなどを開催しているときは、ポスティングを行うことによって来場者数を増やすきっかけになる場合があります。チラシの内容をすぐにはチェックしてもらえなかったとしても、手元にチラシを保管している方がいれば、思い立ったときにイベントやセミナーなどに参加してもらえるケースもあるでしょう。

また、ポスティングはチラシの配布だけでなく、パンフレットや小冊子なども一緒に配布できるので、アイデア次第では反響率を高められます。単に物件情報だけを伝えるのではなく、不動産や住まいに関する情報を発信していく一つの方法として活用してみましょう。

成約数を増やすことにつながる

ポスティングを行ってすぐに反響があるケースは少ないですが、継続的に取り組んでいくことで、成約数を増やすことにつなげられるでしょう。たとえば、新聞に広告を出したり、折り込みチラシとして配布したりしている企業の場合、新聞を購読していない層には情報が届きません。

特に若年層になるほど、新聞を購読していない世帯も多くなっているため、折り込みチラシなどとは違った角度からアプローチをしていくことも検討してみましょう。一つの媒体だけでなく、ターゲットとする層に幅広く訴求することによって、全体の成約数を高めていく流れを形づくれるでしょう。

ポスティングが効果的な理由

ターゲット層にアプローチしていく方法は数多くありますが、なかでもポスティングが優れている理由についてここでは紹介します。どのような点に注目すればよいかを見ていきましょう。

費用対効果が期待できる

チラシの制作はシンプルなものであれば、1部あたり数円程度でつくることも可能です。そのため、チラシの配布がきっかけで1件でも成約につながれば、たとえ数千枚のチラシを印刷したとしても費用対効果は高いといえるでしょう。

賃貸物件を探されている方のなかには、住み替えなどで現在の住まいの近くで引越しを考えている方もいます。新たに取り込みたいターゲット層を明らかにしたうえで、ポスティングを実施すれば、無駄なコストをかけずにアプローチが行えます。

ターゲットを絞り込んだ配布が可能

チラシはターゲット層やエリアをあらかじめ設定して配布することができます。たとえば、ファミリー層を自社のターゲットとしている場合、ファミリー層が多く住んでいるエリアや物件にチラシを配布することで、反響率を高めていけるでしょう。

逆に言えば、住宅購入を検討している方が多いエリアに、賃貸物件のチラシを配布しても思うように成果を得られないといえます。ポスティングを通じて、自社のターゲット層を明確にする必要があるでしょう。

長期間にわたって訴求できる

見込み客が賃貸物件を検討する際は、すぐに決めるのではなく、複数の物件を比較してから決める場合が多いでしょう。そのため、地道にポスティングを続けていくことで、引越しのタイミングで問合せをしてもらえる可能性が高まります。

ポスティングは実施したからといってすぐに反響があるものではありませんが、継続的に取り組んでいくことで、新たな顧客の獲得につなげられます。

反響率を高めるためのポスティングのポイント

そもそも反響率は、「反響率=反響数÷配布数×100%」によって求められます。ポスティングによる反響率は業種などによって異なりますが、0.01%などと低く見積もるのであれば、最低でも1万部は配布しなければ1件の反響も得られない計算となります。

そのため、まずは反響率の目標を設定して、チラシの配布数を決めるところから始めてみましょう。また、やみくもにチラシを配布してもコストばかりがかさんでしまうため、開拓したいターゲット層に沿って、配布エリアを決定することが大切です。

そして、チラシを配布する時期ですが、賃貸物件であれば引越しの多い時期である1~3月、9~10月に集中してチラシを配布してみるとよいでしょう。さらに、チラシを配布しただけの状態にならないように、配布後のデータをきちんと集計して、反響率の改善につなげていくことも大事です。

効果的なチラシの作成方法

効果的なチラシをつくる方法は、前述の通りターゲット層を明確にすることが大切だといえます。「誰に伝えたいか」を重視して、レイアウトやチラシに掲載する情報を整理してみましょう。

具体的には、物件の家賃や間取り、築年数、最寄り駅、暮らしに必要な商業施設や医療機関などに関する情報をターゲット層の視点で捉えていくことが重要です。一方で、記載する情報をあまり多くし過ぎてもかえって読まれなくなるため、すっきりとしたデザインに仕上げていくことも大事だといえます。

ターゲット層の興味を引くために、チラシに二次元コードなどを印刷し、特典やキャンペーン情報を伝えてみましょう。チラシを受け取った方がお得だと感じる部分を強調していくことが大切です。


●記事のおさらい
最後に、今回の内容をQ&Aで確認しておきましょう。

Q:ポスティングは広告手段として適している?
A:
シンプルなチラシを配布するのであれば、1部あたり数円程度からポスティングを行うことが可能です。配布エリアをあらかじめ設定できるので狙っているターゲット層に直接アプローチすることができ、中長期的な訴求が行えるので費用対効果も高いといえます。潜在顧客層にアピールできるのがポスティングの強みなので、広告手段のひとつとして有効であるといえるでしょう。

Q:チラシの反響率を高めるためのポイントは?
A:
チラシの反響率を高めるには、まず反響率の目標を設定してから配布数を決めることが大切です。配布エリアや配布時期なども、ターゲット層に応じて工夫してみましょう。

Q:効果的なチラシを作成するには、どうすればいい?
A:
反響率の高いチラシを作成するには、ターゲットを明確にしたうえで、チラシに掲載する情報を整理する必要があります。ターゲット層に合ったレイアウトやデザインの工夫を行い、特典やキャンペーン情報なども記載しておきましょう。


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  不動産チラシをポスティングするときのポイント|高い反響率を得るには? | LIFULL HOME’S Business 仲介・管理 不動産業においてポスティングは、ターゲット層に対する効果的なアプローチ方法の一つだといえます。チラシの反響率を高めていくには、どのようなエリアに自社のターゲット層がいるのかや、どの時期が一番チラシを見てもらえるのかなどを精査していく必要があります。今回は、不動産業におけるポスティングのコツや注意点などを紹介します。 LIFULL HOME'S Business 仲介・管理


Business 編集部
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