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用地仕入れの仕事内容は? 業務の流れと必要なスキルや魅力

用地仕入れの仕事内容は? 業務の流れと必要なスキルや魅力

「用地仕入れ」は、不動産業界のなかでも都市開発や住宅建設に関わる職種として注目が高まっています。

しかし、「仕入れ営業」と聞いても、具体的な仕事内容やほかの営業職との違いがわからず、不安を感じる方も多いのではないでしょうか。実際には、用地仕入れは事業の収益を左右する重要なポジションであり、活躍の場が広く、やりがいのある仕事です。

この記事では、用地仕入れの基本的な役割から業務の流れ、必要なスキルや資格、仕事の魅力までをわかりやすく解説します。不動産業界で新たなキャリアを目指す方は、ぜひ参考にしてください。

目次[非表示]

  1. 1.用地仕入れとは?
    1. 1.1.一般的な不動産営業との違い
  2. 2.用地仕入れ業務3ステップの流れ
    1. 2.1.1.土地情報を集めて現地を調査する
    2. 2.2.2.価格交渉をして契約をまとめる
    3. 2.3.3.社内で提案してプロジェクト化する
  3. 3.用地仕入れに必要な2つのスキル
    1. 3.1.地主との信頼関係を築く「交渉力」
    2. 3.2.土地の将来性を見極める「分析力」
  4. 4.用地仕入れに役立つ資格とは?
    1. 4.1.宅地建物取引士
    2. 4.2.ファイナンシャルプランナー
  5. 5.用地仕入れのやりがいと魅力
  6. 6.まとめ

用地仕入れとは?

用地仕入れとは、不動産開発や住宅建築のために、土地を購入・確保する業務を指します。「仕入れ」と聞くと単なる売買をイメージしがちですが、実際には多岐にわたる業務を担っています。

主な業務内容は、以下のとおりです。

・将来の活用を見据えた土地の情報収集
・役所での法的制限や規制の確認
・現地および周辺環境の調査

用地仕入れは、事業全体の起点となる重要なポジションです。土地を確保するだけでなく、その土地をいかに有効活用し、収益につなげるかを見極める「思考力」と「実行力」が求められます。

一般的な不動産営業との違い

用地仕入れ営業は、賃貸仲介や売買仲介、ハウスメーカー営業とは異なり、土地そのものを仕入れて開発へとつなげる業務です。

売買仲介は「売りたい人」と「買いたい人」の間に立ち、双方の利益を調整して成約を目指します。一方、用地仕入れは買主側(多くは自社や系列の開発事業者)の立場に立ち、将来の事業化を前提に最適な条件で土地を確保することが目的です。

自社で開発する場合はもちろん、外部の事業者が買主であっても買主側の戦略に沿った調達活動を行うため、仲介とは立ち位置が異なります。

完成物件を扱うほかの営業とは異なり、用地仕入れでは開発前の土地を見極めて取引する点が特徴です。将来性や法的制限も踏まえた判断が必要であり、1件の契約の規模も大きいため、企業の利益に直結します。

目先の契約ではなく、中長期の事業計画を見通す視点が求められるのが、ほかの営業職との決定的な違いです。

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用地仕入れ営業は、不動産仲介をメインとする一般的な不動産営業とは業務内容が異なり、必要とされるスキルも異なります

用地仕入れ業務3ステップの流れ

用地仕入れの基本となるのが、「情報収集」「交渉」「社内提案」の3ステップです。ここでは、それぞれの工程について具体的に解説します。

1.土地情報を集めて現地を調査する

最初に行うのは、事業に適した土地の情報収集です。質の高い情報を得るには、日頃からほかの不動産会社や地主と信頼関係を築いておくことが欠かせません。

というのも、優良な土地は市場に出回る前に非公開で取引されることが多く、対応が遅れると他社に先を越されてしまうためです。情報を得たらすぐに現地に足を運び、日照条件・道路付け・周辺環境などを細かく確認します。

想定する用途に適した土地かどうかを見極めるためには、机上のデータだけで判断せず、実際に足を運んで空気感を確かめることが重要です。

2.価格交渉をして契約をまとめる

現地調査の結果に問題がなければ、価格交渉に進みます。価格交渉では、売主の意向を尊重しつつ、自社が事業化によって十分な利益を確保できる条件を提示する必要があります。

価格交渉が進んだら、引き渡し時期や境界確認の有無といった条件面も調整対象となります。交渉がまとまれば、正式な売買契約を締結します。

3.社内で提案してプロジェクト化する

仕入れた土地を自社で開発する場合は、社内の開発部門や販売部門に引き継がれます。

ただし、単に「土地を購入した」と報告するだけでは不十分です。土地の活用可能性や、商圏・人口動態などのデータを踏まえた具体的な提案が求められます。

たとえば、住宅地であればファミリー向けの一戸建て、駅近なら投資用マンションなど、立地に応じた事業プランが必要です。この提案が承認されてはじめて、正式なプロジェクトとして動き出します。

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用地仕入れの基本となる主な業務のステップ「情報収集」「交渉」「社内提案」において必要なスキルについても確認してみましょう

用地仕入れに必要な2つのスキル

用地仕入れを成功させるには、2つの重要なスキルが求められます。ここでは、業務を円滑に進めるために欠かせない「交渉力」と「分析力」について解説します。

地主との信頼関係を築く「交渉力」

用地仕入れでは、地主との価格や条件の交渉が重要です。仕入れ価格や引き渡し条件は、事業の収益性に直結するためです。

たとえば、相続した土地の売却を検討している地主には、税制上のメリットを踏まえた提案を行うことで、合意に至りやすくなります。価格や条件だけでなく、地主の事情や気持ちに寄り添った対応が大切です。

日頃から信頼関係を築いておき、話に丁寧に耳を傾けることが良質な土地の仕入れにつながります。

土地の将来性を見極める「分析力」

用地仕入れでは、土地を安く仕入れるだけでなく、「その土地が将来どれだけ価値を生むか」を見極める力が大切です。

たとえば、駅から少し遠い場所でも、再開発が予定されていたり、大型商業施設の建設計画があったりすれば、将来的に土地の価値が高まる可能性があります。このような情報を迅速に入手しておくことで、収益性の高い仕入れにつながるでしょう。

また、これまでに不動産業界で培った経験や知識は、土地の適正価格を判断する査定や、法規制・市場動向の分析に生かせるため、大きな強みになります。土地単体ではなく事業全体の利益を見据えて判断できる「経営者目線」は、用地仕入れにおいては欠かせない視点です。

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「交渉力」と「分析力」が業務を円滑に進めるために必要となるでしょう

用地仕入れに役立つ資格とは?

用地仕入れ業務において、売主からの信頼を得やすく実務にも生かせる資格があります。ここでは、特に取得をおすすめする2つの資格を解説します。

宅地建物取引士

宅地建物取引士(宅建士)は、不動産業界で最も認知度の高い国家資格の一つです。用地仕入れにおいては、業務スピードを速め、契約の信頼性を高める役割を果たします。

たとえば、売買契約前に必要な重要事項説明を自ら行えるため、手続きが円滑に進みやすくなります。また、宅建士の資格を有していることで、地主や仲介会社からの信頼を得やすくなり、相手の警戒心を和らげる効果も期待できます。

資格がなくても用地仕入れ業務は可能ですが、交渉や商談の場で説得力が増すという点で、取得する価値は十分にあるといえるでしょう。

一般財団法人 不動産適正取引推進機構 宅建試験

宅建なしで不動産仲介はできる? 3つの独占業務と資格の効果
宅建士の登録に必要な実務経験とは? 該当する業務・しない業務を確認

ファイナンシャルプランナー

ファイナンシャルプランナー(FP)は、資金計画や相続対策などのアドバイスができる資格です。用地仕入れでは、税金や資金面に不安を抱えている地主と接するケースも多く、FPとしての知識があると信頼を得やすくなります。

国家資格である「FP技能士」や、日本FP協会が認定する「AFP」「CFP」はいずれも評価されやすく、交渉時に相続税対策などを踏まえた提案ができれば、他社よりも優位に立てる可能性があります。

専門知識と信頼性を備えた資格として、取得を目指す価値が高いといえるでしょう。

参照:日本FP協会|FP技能検定とは
参照:日本FP協会|FPの資格と検定の種類

不動産業界でファイナンシャルプランナー(FP)は有利? 資格取得のメリットとは
土地活用で役立つ資格5つ。合格するための勉強方法も解説

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用地仕入れ業務においておすすめの資格が、宅建士やファイナンシャルプランナー(FP)です

用地仕入れのやりがいと魅力

用地仕入れは、単なる不動産取引にとどまらず、街づくりの出発点を担う重要な仕事です。

仕入れた土地に住宅や商業施設が建ち、人々の暮らしを支えている光景を見ることができる点に、大きなやりがいがあります。また、成果が収入に直結しやすい実力主義の環境も、多くの人にとって魅力的です。

主なやりがいは以下のとおりです。

やりがい・魅力
内容
街づくりに貢献できる
仕入れた土地が住宅や商業施設として生まれ変わり、地域の発展に貢献できる
成果が目に見える
数年後に建物が完成し、人々に利用されている様子を実際に見ることができる

高収入を目指せる

成果報酬制度を導入している企業が多く、実績がそのまま収入に反映されやすい

努力が評価につながる
契約数や提案内容など、日々の成果が昇進や待遇に直結しやすい職場が多い


街の成長に携わりつつ、自身のキャリアアップや収入向上も目指せます。用地仕入れは、やりがいと成長を実感できる魅力的な仕事です。

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成果が収入に直結しやすい成果主義である点や、街づくりに貢献できる点などがやりがいといえるでしょう

まとめ

用地仕入れは、土地の目利きから交渉、社内提案までを一貫して担い、街づくりの起点となる仕事です。責任も大きい一方で、成果が形として残り、努力が評価や収入に直結するやりがいもあります。

将来の街の姿を思い描きながら、地道な歩みを積み重ねていくことが大切です。用地仕入れに挑戦したい方は、まず基本の流れを理解し、自分の強みを生かせる分野から一歩ずつ始めていきましょう。

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岩井佑樹 ゆう不動産代表
岩井佑樹 ゆう不動産代表
合同会社ゆう不動産代表。熊本学園大学商学部経営学科卒業。大学卒業後に飲料メーカーの営業として7年間勤務後、宅建を独学で取得し不動産業界に転職。不動産業界歴は10年目となり、現在は不動産会社とWebライティング制作会社を経営。今まで、実体験を絡めたリアルな不動産関連の記事を500記事以上作成。日ごろから、記事を読む人が「どんなことで悩んでいるのか」「どんなことを知りたいのか」など、読み手の方の気持ちに寄り添って記事を書くように心がけている。

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